2011年2月15日火曜日

ヴァレンタイン 

日曜日は 一年ぶりで チーズケーキを焼いた。これは 心優しい妻の私から伴侶へのヴァレンタインプレゼントでございます。   クリスマスにチーズケーキを焼くつもりで 材料を買って置いたのだが、 他にチェリー パイと アップル パイがニコニコしていたので 、高齢者肥満を心配する昨今、毒に等しい甘いケーキは自殺行為と考え、 これも 心優しい妻の判断の元から焼くのを中止とした。   しかし、 同居人は 冷蔵庫に眠るチーズケーキの材料が気になって仕方がないらしい。 何かというと 「アレ どうすの?」 と尋ねる。

そこで、 アレはヴァレンタインのプレゼントとして焼いてあげましょう と一時しのぎをしていたのだが、 その二月がもう来てしまった。 まったく 時の経つのは速いものである。

この週末は何処へ出かけても 花屋で一杯である。 毎年恒例の大型テントが駐車場の中に張られて、中はバラの花で一杯。 誰も彼もが 花束を愛する人にささげる。

日本と違ってこの国では義理チョコというのが無いから、其のてんは楽である。  普通は一箱のチョコレートと花束。 或は、 可愛らしい縫いぐるみの熊さんが常連である。TVのコマーシャルでは 宝石店の広告がこのときとばかりに、 毎夜出ているが、果たしてこの不景気の昨今どれだけの人たちが 宝石に手をだすのだろう。

ちなみに 私は大型のチョコレートの箱入りを貰った。 私もかつては 花束を伴侶が持参したが、 あれは この時期になると 値が上がるので もったいないから 買わないようにと念を押してあるので まず無駄な出費はしないようになった。一歩前進である。

息子からもメールが来て、 彼らも 週末キャンプへ出かけたそうだ。 三年前は バラの花を風呂場に撒き散らすほどに送ったそうだが、 彼女も一緒に暮らすようになると、 相手に散財させないように 多少は気を配り始めたらしい。 ありがたい事である。


最近寒さを理由に 家の中に篭り、 モリモリと口だけは動かしていた結果、 二ポンドは増えたらしい体重をもてあましていたが、それに加わる、チーズケーキとチョコレートの箱。 加えて一ポンドは確実に増えるであろう。  これも 世の定め、私に科せられた人生として受け入れるより仕方がない。

4 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

いやいや!ここ日本でもチョコ、チョコと店頭もTVコマーシャルも大童である。おっしゃるとおり義理チョコ、本命チョコと区別されている。私は昨年11月で仕事を止めたので今年は地獄のチョコは一件のみ。前の職場はほとんど女性だったので毎年苦痛であった。3月のお返しである。年金の月でもなし給料日前である。大体ハロウイーンにしてもあまりにも商業主義に人々は惑わされている。頂点はクリスマス。母の日のカーネーションぐらいはゆるせるか。
不思議にイースターは忘れられている。
神戸などの外国人が多い都市では洋菓子店にイースター・エッグは並ぶ。でも人々の購買意欲はそそらないようだ。

革袋の一滴 さんのコメント...

こちらには 義理チョコもありませんし、 三月のホワイト チョコもありません。きっと日本独特のものなのでしょうね。 ヴァレンタインの日に男女共にプレゼントの交換で終わりです。
きっと、日本の方々は お祭りが好きな人種なのかもしれません。今はイベントと云うそうですね。   
 

あらま さんのコメント...

韓国のバレンタインデーは、さらに過酷なようですよ・・・

2月14日 バレンタインデー  
好きな男性に愛を告白する日。

3月14日 ホワイトデー  
東洋にだけあり、男性が好きな女性に告白する日。

4月14日 ブラックデー  
バレンタインデーとホワイトデーに縁のなかった人が、お互いを慰め合う日。
この日は黒い服装に身を包み、真っ黒な食べ物であるチャジャンミョンを食べます。
ブラックデーに出会った二人が恋人同士になることも・・・。

5月14日 イエローデー&ローズデー  
ブラックデーまでに恋人ができなかった人が、この日に黄色い服を着てカレーライスを食べないと、独身を逃れられないという日。
また、5月はバラが満開を迎える季節。相手との関係を発展させるためには雰囲気の良いデートが必要、ということでバラ祭りにかけてローズデーが作られました。

6月14日 キスデー  
5月のローズデーを一緒に過ごしたカップルなら、次の段階は「キス」!ということで作られた日。

7月14日 シルバーデー  
恋人同士が互いに銀製品をプレゼントする日。「シルバー」には、「銀」と「年長者」の二通りの意味があることから、この日は両親や先輩達がデート費用を出してくれます。

8月14日 グリーンデー  
蒸し暑い夏に涼しい山へ行き、森林浴をする日。その一方で、まだ恋人がいない人たちが「グリーン」という名前の焼酎を飲みながら互いを慰め合う日でもあります。

9月14日 ミュージックデー&フォトデー
ナイトクラブなど音楽がある場所で友達を集めて恋人を紹介し、公認カップルになる日。また、澄み渡った秋空の下、恋人同士で写真を撮り合う日。

10月14日 レッドデー  
雰囲気の良い秋に、恋人とワインを飲みながら2人だけの特別な時間を過ごす日。

11月14日 オレンジデー&ムービーデー  
恋人と一緒に映画を見て、さわやかなオレンジジュースを飲む日。

12月14日 ハグデー&マネーデー  
恋人同士が抱き合って寒い冬を暖かく過ごす日。ハグ(Hug)とはぎゅっと抱き合うこと。また1年間、共に過ごした彼女のために彼氏がお金を使う日。

1月14日 ダイアリーデー  
1年間使う手帳を恋人にプレゼントする日。

こうして、完全に縛られるまで繰り返すようです・・・

革袋の一滴 さんのコメント...

あらま様 これは 凄いですね。 毎月何かがあるのですか?
男女は一対であることが義務つけられているのですね。日本では 結婚をしない 男女が増えているとか、 そのような人は この仕来りに入らないわけですね。

知り合いの息子さんが最近韓国系の女の子の恋人が出来たのですが、 最近彼女の母親が娘さんを韓国に一時帰国させ、韓国の習慣とかで、 嫁入り間じかの娘の顔を整形手術をさせたそうです。  
男の子は フランス系、女の子は韓国系のお鼻すっきりの娘さんのカップルが出来ました。