2010年1月18日月曜日

じゅんたろうさん の  投稿

日本でのお正月はいまだもって、元日は家族で過ごす様です。
古い習慣のあるところでは「門開け(かどあけ)」と云って元日であろうと二日目であろうと最初の訪問客は男性で無ければなりません。理由は良くわかりません。所により女系の風習のあるところではその逆であるかも知れません。しかしこのところ日本ではハロウイーン、クリスマスと商業ベースに乗せられて正月には家計が疲弊しているようです。豪華な門松は殆ど見られません。印刷した紙切れが多いのも、やれやれと思います。
日本でも外食産業は盛んですが、極端に繁盛しているところと正月を前にばたばたと閉鎖している店舗も数多いのです。外食より同じ費用で家で豪華にと云ったところでしょうか。私は元来関西ですので”外食”という習慣がありません。「不始末な!」と云う観念があるのです。大阪の"食い倒れ”があるでは無いかと思われるでしょうが、。あれは元来大店(おおだな)の丁稚どん(でっち)が薮入り(休暇)で小銭で丼やうどんをすすりに道頓堀(どうとんぼり)へ出かけたのが由来です。私の家は父が
「武士は喰わねど高楊枝」と家族で外食した経験は一度もありません。
アメリカのように珍しく美味しい料理が家で作るより安価で楽しく食べられると云うのは今の日本でもありません。ちょっとうらやましいですね。
たかがラーメン一杯が700円からそれ以上もするのが解せません。しかも行列までしているのです。小難しい店主の顔色を伺いながら「あのートロを・・・」と寿司を頼むのはご免です。正月の初せりの築地で本マグロが一頭1,5百万円で落札したと。店で”いっかん"(つまり二つにぎり)二千円以上だそうです。
なにやらみみっちい話になりました、歳初めの御免なさい。”


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