ハイチ支援団体 つづき

バプティスト教団体の女性たちはまだ　牢の中に留められて居ると報道されている。　時が時なだけに牢の状態は良くない状態らしい。　もっとも　災害の後でなくても、　何処の国の牢でも、　三食風呂付は無理だけど。　　罪状は子供の誘拐。　しかし、　告訴するかどうかは、一人の裁判官に決定権があり、　その裁判官は、釈放か裁判かの決定権は最長で３０日間保留に出来るそうだ。　　まず最初の段階として、どちらにするかを決定する日を決めるのを　来週に発表するとか。　なかなか面倒で、悠長な事である。　

まともに考えて、　この食糧難と治安の悪い時に、　外国人の女性群を１０人もただ飯を食べさせるユトリが良くあるものだ。　

その３０日間にどの程度、　テーブルの下で　教団とか、アメリカ政府と取引が出来るか、この際、裁判官の銀行口座が少し大きな金額の払い込みが起きたり、　豪邸が後で建ったりするのだろうか？　これはゲズの勘繰りでございます。　私は少し世の中を見過ぎたようです。
理解に苦しむのは、彼女たちが連れ出そうとした子供たちは全部で３２名。最年長が１８歳の女の子だったとか。　このアメリカの不況時代、職にあぶれた人口数が二桁％に突入している時に。　３２名の子供たちを教団はどうするつもりだったのだろう。　養子縁組から漏れたこどもたちを、施設に入れても、　１８歳になれば出るのは分かっている事。そのあとは本人次第の生活が待っているのに、　どうやって異国につれてこられた子供たちは生きていくつもりか。　
　
しかし、　そうやって、先の先を考えて、　責任問題を考えて、挙句の果ては責任が取れないからと何も手も出さない、出すのは口だけの私の方がよほどいやらしい人間なのかもしれない。　

先などどうでもなる、今、助けが必要だから、そうやって、しゃにむに　感情の赴くままに援助するのも一つかもしれない。