2010年2月26日金曜日

私の五輪観戦 いろいろ

ここ暫くはテレビのオリンピック観戦で夜は忙しい。 夏オリンピックはあまり好きではないが、なにせ、自分がするのではなくても、炎天下の競技は暑苦しく感じてくる。 それに日本の選手の試合がこちらのテレビであまり観戦出来ないのがつまらない。 オリンピックの期間だけでもジャパンテレビというNHK有線を入れようかとも思うが、 それもせずに今まで来ている。 しかし、冬季オリンピックは宜しいようです。
 
まず、男性的である、 あの スキー ダウンヒル、ハイジャンプ などは、男の技そのものと感心していたが、 最近では、男性のする競技はすべて女性もするようになって、 スポーツに関しては、「男性崇拝の気持ち」のあるわが身では、驚くばかり。もうこの世は、男も女も無い。

しかし、この頃良く読む、「読売小町」とか日本のウェブを見ていると、いまだ 男性は女性に奢るべし、専業主婦(これ新語?)でも、夫は家事や育児は分担すべし。なんてまだ「女性は弱い者」がまかり通っているらしい。

私の知人の男性弁護士が、 女性弁護士とエレベーターで一緒になり、 そのまま、裁判所の前のドアを開けたら、「私はドアぐらい開けられます、お先にどーぞ」と言われたそうだ。男女平等が徹底しているのである。 
もっともアメリカの女性は、開拓時代に鍬や鉈を持って一緒に開墾し、馬に乗って走り回った時代から始まった土台があるから、女性の強さは世界一なのだと、又移民として来た人数の中でどうしても女性の数が少なかったので、希少価値が大であったとか、そんな話を聴いたことがあるが、 それなら、日本の女性も、 農業、漁業の女性達は男と一緒に朝から働き、 商人の家では奥を切り盛りしていたのは女性である。 武家時代は、 大名ともなると、妻や娘は、一族の為に人質となって敵の城へ連れられた歴史がある。女性の働きは他国に劣らないはずなのに、近代の日本女性はどうなったのだろう。
やはりサラリーマンの主婦とか、 専業主婦は、戦後の新しい人間なのだろう。三食昼寝つき、カカア天下は「実家の母」の姿であった。良く母の姿を見て、これで人生面白いのかしらと疑問に思ったことも何度かあったが。

とにかくである、今年の冬季オリンピックは、しばしば日本の選手の姿を見ることが出来て真にうれしい。 未だ「君が代」と日の丸を見る機会を逸しているが、まあいずれそれも在りえる。楽しみに待っている。出来れば、 フィギア スケートなど期待できないだろうか。 男子はもう少しのところだったが、 先日観た限りでは日本女子は素晴らしかったと思う。日本か韓国かとなるのだが、 私の偏見の目から見ると、 韓国女性のフュギア スケートは貫禄十分、「わたしって凄いでしょう~」が見えたが、 日本選手の「わたし頑張っています」が良いとおもった。審判がどちらをとるかになるわけで、 だから判定スポーツは好かない。   

普通私は五輪の時のアメリカのチームは好かない。 強すぎるから嫌やなのだ。 何でも良いからメダルばからむさぼるな、 他所の国とわけっこしなさい、と言いたい。

しかし今回は違う。「アポロ アントン オーノ」が私のご贔屓である。 父親がオーノ ユキさん(日本人)。母親がどうしたのかは知らない、 父子家庭で育ったスピード スケートのアメリカの選手。 長野オリンピックでは 15歳初出場でビリッカスだった。同じビリッカスでも、本人が途中から試合を投げたと、父親のユキさんが息子のアポロを、シアトルの山の上の小屋に一人放り込み、置き去りにしたという。 8日目に父親が出してくれたとか。 アポロはその間に自分が何をしたいか、しっかり考えて、スケートに戻してもらえたと本人がインタヴューで話していた。もう27歳。二度の五輪後、 メダル獲得5個で一度はハリウッドに招かれ、 ディズニーの映画も撮っているはずだ、 その後も映画人生とおもいきや、 スケートに戻り、 もう一度オリンピックに出ると。現在のところ 金銀銅取り混ぜて、7個保持者。 アメリカの歴史上初だそうだ。 なかなか宜しいようで。

このアポロが韓国から猛烈に毛嫌いされている。 韓国で開催される国際試合では、もしもアポロが韓国へ入国したら、命の保障はしないと宣告を受けているとか。ゆえに、アメリカチームの参加は停止されていると聴いた。「死の脅迫」手紙が何通も入っているとか。理由はアポロが日本人の血が入っているからだとメヂアは発表しているが。それってとんでもない事だろうに。しかし前回のオリンピック500メートル決勝の時に、一番の韓国が二番のオーノを妨害したという結果で失格になったのが原因だろう。彼らはシツコイ。今回の五輪でも、 スピード スケートで韓国選手は大活躍であるが、 試合が汚い。 手出し、足だし、 押し出しと、 まるで アイスホッケーまがいの泥仕合をしている。スタートのやり直しも韓国選手が多いのは何故だろう。

昨晩の女子3000メートル スピード リレーでは、せっかく金メダルと思ったのに韓国のチームは失格している。中国選手とデッドヒートであったが、 終盤少し前に、 後ろから来た中国の選手を押し出し、相手がバランスをなくして四つんばいになっていた箇所があったので、多分それが理由かしらと思うが、世界中のカメラと人が目を皿のようにして眺めている場で反則と見られるかもしれない行為をする感覚が私には理解不能である。やはり日頃の行いが物を言うのである。   

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