2009年10月11日日曜日

じゅんたろう さんが投稿「ダライ ラマ」にコメントを書き込みました。

いやー、それは残念。昨日でしたかオバマ大統領がノーベル平和賞受賞というニュースが流れました。嘘でしょう!!!何か裏があるのではないかと思えるのです。近日彼が訪日するとのことですが、日本側の期待は広島、長崎訪問を期待していたのです。彼には直接責任のあることではないにしろ世界で始めて核の大量殺人兵器を使用した国家元首の訪問です。ノーベル平和賞、しかも世界に核兵器廃絶を提唱したに過ぎないのに「平和賞」。
今一番受賞に値する人はダライ・ラマと考えます。十年ほど前にオーストラリアのケアンズへ行きました。広大な森林を散策していると木陰からあの黄色の法衣を纏ったチベット僧に出くわしました。こんなところで!一人の僧は英語を話しましたので、話を聞くとダライ・ラマの世界中への親善使節の一行だとのことでした。私たちを広い多目的体育館へ案内しました。これから世界平和を願い砂曼荼羅を画くのだということでした。一辺が6メートルほどのものです。読経のうちに僧たちが色とりどりの砂を、下書きなしで画いていくのでした。世界平和とチベット、援助国のオーストラリアとの友好を著すデザインだそうです。独特の、まるで金属楽器を使っているかと思うほどの数人のアカペラの読経はこの世の音と思えぬものでした。
少しの宗教宣伝くささも見られません。私たちはなにがしかの献金をしました。そして総代の僧へ経文を書いたスカーフを首にかけました。日本からの人だと大層喜ばれ再びそのスカーフを我々の首にかけたのです。今でも大事にとってあります。
昨今のチベットと中国の騒動や、かの地の小数民族のトラブルを見るとき重みを感じるのはダライ・ラマの言動です。決して扇動的ではありません。日本にもその後ダライ・ラマは来られました。政府は中国に配慮して特にステートメンとはしませんでした。中国は独自のパンチェン・ラマという人をたてているのです。今この時ダライ・ラマにノーベル平和賞、考えられないのでしょうかね。

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