2010年8月1日日曜日

交通安全教室

やっと スピード違反の お仕置きの一つ 「交通安全クラス」がすんだ。
8時間と言われていたが 6時間、一時間ごとに10分の休憩となんとも穏やかなクラスであったが、出席者30名。

お笑いコメデイーの寄席が会場。勿論 インストラクターも 結構話術抜群の人だったから 金曜の夜などは 酒席で マイクを持って観客を笑わしている人ではないだろうか。

この クラスに参加する理由は、罰金は支払うが、 記録から スピード違反を取り除く為の人たちの群れであるが、年間で このヒューストンだけで 1,500.000人のスピード違反者が出ると云う。 巨大産業である。 インストラクターの話では、全て金、金、金の産業だそうだ。

アメリカ社会の高速道路は70マイル (110)以上のスピードが一般的に出しやすい仕組みになっているのだそうで、 20年ほど前までは高速の制限速度は75(120)であったが、オイル産業の低下で65(100)に下げた途端 スピード違反産業が沸騰したと話している。警察はこれほどのあぶく銭が入るとは 考えもしなかったであろう。 

今日出席している君たちは 罪人であると同時に、警察産業の犠牲者であると可笑しな理屈を云っていた。 
どうでも良いけど早く話を終わらせて、証明書を出せと皆さんの顔に書いてある、 でもここに 6時間は座っていないと 最後のテスト ペーパーは出しませんヨ。
残念でした~  まあ インストラクターのうれしげな顔ヨ

その警察でも昨今の不況対策として、 スピード違反への取り締まりは一段と強くなり、 高速からの出口での、 ハイ こんにちは お待ちしていました~が すっかり定番になっている。

免許所取得の為の自動車教習所での試験はもう 人生の半分以上も前の話、 毎日運転はしていてもやはり交通規則などは 忘れている事もあるものだと再確認をしただけでも誠に実りの多い一日でした。

2 件のコメント:

あらま さんのコメント...

充実した一日で何よりでした。
アメリカの場合、罰金は警察の収入になるそうですが、日本の場合は「国庫」に収めるので、日本のドライバーは‘国’の犠牲になっているようです。
ただ、警察官には、個人的に、たくさん捕まえただけボーナスに反映されるようで、ボーナスの査定の時期になると、取り締まり警察官は ガゼン 頑張りだします。
(頑張らなくてもよいのに・・・)

どこの国でも、スピードの取り締まりは、安全の名を借りた儲け話みたいですね。

革袋の一滴 さんのコメント...

あらまさんこんにちは
以前聴いた話ですが、 違反狩りに出される警察官のノルマは 一人につき 74枚の違反チケットを発行しないと署に帰れないなどと聴きました。
逃げる方も必死、捕まえる方も必死です。でも結局ユニフォーム(制服)着ているほうの勝ちです。