2011年3月18日金曜日

手元に届いた 「回覧メール」 

昨晩わたしのメール箱に入った「回覧メール」を読んでください。

この一週間TVにかじりついてゾッとするような日本の惨状を観ているが、 それは今まで自分の知らなかった驚異の世界が展開しているのを実感しました。

災難とそれに伴う大混乱は人間の長所とひそんでいる悪を表に引き出し、必ず来る
暴動、窃盗、強姦、略奪が日本からの報道からは一つも出てこない。

ハリケーン「カタリーナ」の時も ルイジアナでは 略奪による被害者と店舗の破壊、
看護婦への強姦、武器を保持していない市民への警察官の射殺などなどもう慣らされてしまった。

今回のエジプト政権の動きにしてもそうだ。 女性CBSの女性レポーターへの200人を越す男性の暴力。
私達は貪欲、ねたみ、勝敗の為ならすべてを破壊する凶暴な動物であることを思い出させてくれる情景である。

そのようなことに慣れている私の目に、仙台の惨事の報道は非常に対照的な画面が写しだされている。

高齢者の男性が自分達家族の集団から離れ、 通りを越して、自分のプラスチックの袋の中から 食べ物をだして、米国のABCの女性レポーター ダイアン ソーヤーへ分けている。
彼の食べ物はそれだけしかないのに。

食堂の主人が、自分自身の家も破壊され、避難所に居を構えているのに、周りの人たちへ自分の店舗のうどんを無料で提供している。

食料店の主人は、次の出荷がいつか約束されていないのにも関わらず、わずかな在庫を売り出し、 列に並ぶ災害者も、今現在必要なだけの量を購入、その後ろに並ぶ人たちも押し合いをする事なく順番を待っている。

このような情景は、一人一人の地域社会の強い責任感と人間の持つ知的で思いやりが
まだ存在している現われである。

日本の皆様、私たちへ 生きる道を示してくださってありがとうございます。

6 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

うれしいことです。ダイヤン・ソーヤーさんのことは知りませんでしたが、多くの方々は同じような行動をしています。自分の家族の行方も不明なのに、多くの人たちが今出来る事だとしてボランティアとして避難所や物資の運搬、給水などの仕事に携わっています。
暴動、窃盗、強姦、略奪の報道は全くありません。関東や以西の業者たちもどんどん物資を寄付したり運搬に協力しています。しかし悲しいかな道路の寸断で未だに隅々まで行き届きません。今日、やっと海上輸送といくつかのヘリ・ポートの用意が出来ました。
アメリカの皆さまのチャリティ活動が今日も報道されていますよ。それも私たちが知らないような郡部です。世界69ヶ国からの援助も着いています。皆さま有り難う。

あらま さんのコメント...

これは、コメントではありません。
“手元に届いた「回覧メール」”を、転載してもよろしいでしょうか ?

革袋の一滴 さんのコメント...

じゅんたろう様 こんにちは

「一人10ドル」をTVが呼び掛けています。 
たったの10ドルです。 クレジット会社がその10ドルから手数料を請求しないで欲しいものだと思います。 

革袋の一滴 さんのコメント...

あらま様 こんにちは

どうぞ どうぞ いくらでもどのようにでも お使い下さい。  

あらま さんのコメント...

ありがとうございました。
仲間にこの記事を紹介したら、アメリカ人の暖かさを改めて感じたようです。
お陰さまで、被災地では、アメリカなどからの救援物資のお陰で、急場を凌いでいるようです。
まだまだ厳しいところもありますが、今では、徐々に商品も出回っています。
現地のマーケットでは、普段よりも安い価格で売られているようです。

あらま さんのコメント...

(続きです)
こうして、被災地で秩序が保たれているのも、日本人が優秀なのではなくて、アメリカが素早く対応してくれたからです。
今回の大災害で、日本は呆然としました。
しかし、冷静なアメリカは、すぐに災害地に駆けつけてくれて初動活動を展開してくれました。
そのお陰で、日本人は平静を保つことが出来たのです。
今回の大災害は、飽食の日本人に対する神からの罰として、謙虚に受け止め反省しようと思います。
神からの罰によって、モノの有り難さ、友の有り難さがよく分りました。
ですから、重ねてアメリカに感謝する次第です。