2008年7月22日火曜日

今日も歩きます

石油価格,物価の上昇と一緒に腹回りの数字も上昇している。どれもこれも止まるところを知らない。

石油値が上がることで社会全体の生活様式の変化は、その昔エイドが見つかったから不純恋愛を止めましょうなんていうのと分けが違う。あのときは皆が自分には関係ないという感覚の人たちが居たはずだ。少なくとも私もその一人だった。しかし物価は違う。社会の隅々までも影響する。 スターバックス珈琲店が何十軒閉まろうが自宅で珈琲は淹れれば良いとしても、その豆の値段がうなぎ登り。今では半年前の二倍になった。

食料品の値上がりは、「もう今日からダイエットで絶食しましょう」と宣言したい。昼食をサックランチ(サンドイッチ、果物、チップの入った紙袋)は今では常識になった。これでファーストフードの店が閉店を余儀なくされパートタイマーの仕事が無くなり失業者が増える。レストラントも然り。

この街ヒューストン、テキサスは全米の中で最大の広さを誇っていたのが今では裏目に出ている。 石油の値段が東部や西部とは多少数セント安くても、車の走行距離がある。 一般の人の毎日の通勤が往復30マイル(48km)。私の通勤は46マイル(73.6km)となる。それに有料道路代が加わるから、もう仕事へ行かないほうが経済になる。 自身できる限り仕事を自宅に持ち込んで出費を抑えている。 これは一般の会社でもなりつつあるようだ。 徒歩や自転車で通勤できたらどんなに良いであろう。

そして泣かせ所は天候。 この七月の半ばでもう連日97度から100度(38度C)八月になるのが恐ろしい。「生きて地獄の火に焼かれ」を実感している。

私も何かの数値を下げたいと、自身の腹回りの数値を下げることにした。床に落ちている物を拾うと何かが体の中央部で圧迫感を感じ押し上げてくる。実に不愉快である。鏡で自分の顔を見ると、アゴの下が見える。恐怖の二重アゴ。ハリウッドの女性が「小顔」を目指しているのに、何もその反対を貫いて「大顔」になることもないのだと遅ればせながら気がついた。 

後十数年も待てば嫌でも体重が減ってくる年齢になるのだが、それでは少し困る。それまでも人生軽やかな体で毎日を過したいと遅まきながら又歩きだした。

歩くと云えども気温100度の野外でジョギングなどは自殺行為であるし、夕方を過ぎて9時ごろでもまだ85度を下がらない気温ではどうしも観葉植物のように室内生息となる。 そこで二十日ネズミのようにトレードミルのベルトの上をヨタヨタと進む。

一応目標値3kg。 これが私にとってどれほど大変なことか。記憶のある限り食欲の下がったことがない。これだけは自慢できる。そんな自分にダイエットは所詮無理。一日1.5マイル(2.5km)これを徐々に上げて一日2マイルにしたい。 

昔サザエさんという新聞漫画に

親戚のおばさんにワカメちゃんが「おばさん、アタシ毎日庭掃除を初めてからまだ一日も休んでいないヨ」

と伝え、ちゃっかりとお小遣いをせしめた。

兄のカツオが、「ワカメ何時から庭掃除はじめたんだヨ」?

ワカメ「昨日からダヨ」

1 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

テキサスがそれほど気温が高いとはしりませんでした! 日本でも埼玉県熊谷など高温で知られるところでも34.5度ほどでニュースになります。 人の体温より高い温度って想像が着きません。 
そうそう、物価高も信じられない今年です。全て原油高が原因らしいのですが、そればかりでもなさそうです。 
日本人にとって堪えるのは魚が肉類より高価なこととです。 動物性蛋白源を肉に頼るのは私も志しているダイエットに蔭を落とします。 しかも産地偽装で大騒ぎの最中です。といって野菜までも半分は便乗値上げ、さもしくなったものです。 気候のよい時は自転車で通勤していました。 片道20分を午前と午後の通勤で二往復80分になりかなり効果がありました。 しかしこう暑くてはと今はスクーターです。 ガソリンはリッター180円で、直ぐに@¥200になるようです 徐々に元の体重です。 
皆様が何とかこの夏を乗り切られるようにと祈ります。
じゅんたろう