2010年5月22日土曜日

巨大 遠心分離機

BP 石油会社に起きた メキシコ湾沖の惨事による 石油の流れは すでに フロリダ 及び ルイジアナ沖へ辿りつき、
その対策で てんやわんやのあり様である。

石油が流動しなければ 可動しない世の中だが、 その石油が違う方法で流れると今度は 世の中が可動しなくなる。
ヘドロと化した 重油が海岸沖をべったりと 全ての物に張り付いている姿は TVのニュースで眺めても 恐ろしい有様、
水に溶けることもなく、 すくいあげるしか 方法がないかとおもったが、 ここに興味深いニュースを見つけた。

米国ハリウッド の映画俳優 ケビン  コスナー は 1989、Exxon 石油会社が起こした重油流出事件、また 
ケビン  コスナー自身が 自作自演で作った映画 Water World 以来15年間。
コスナー と彼の弟であり 化学者 は 資産 1、500 万ドルを投資してチームを作り
「オーシャン遠心分離療法」を開発していたと伝えている。

開発された 機械は 海水に混ざっている 重油 を 97%まで 分離出来るとか、
一台の遠心分離機で 一日あたり 210,000ガロンの海水を吸い上げ油と分離出来することが可能。
この機会は すでに ルイジアナ沖へ持ち込まれ、 BP 石油会社による 承認を得て 開始すると伝えられている。 

http://www.youtube.com/watch?v=Jx5XgUYDQ3k&feature=player_embedded

コスナーの 「海洋療法」の成果は如何に。 

2 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

これは今、日本でも盛んに報道されています。
手元に1947年発刊の”Folk song album”というギター曲が載った楽譜があります。その中に ”Bay of Mexico” という曲がありました。”The Brothers Four "?が歌っていたと思います。すばらしい曲で思い出しました。”Round the Bay of Mexico"というリフレインがとても印象的でした。
其のメキシコ湾の事故でしょう?
このニュースはとても感動的でした。ヶヴィン・コスナー!やるじゃない。

革袋の一滴 さんのコメント...

じゅんたろうさん こんにちは
この事故が今や オバマ政権の弱点となり、 「BPが悪い」「BPの責任」と繰り返していたのが、 今や、実際の被害は現地の人間であることには変わりがない、 政府がBPと一緒に問題を何故解決しないと 記者会見で槍玉に上がっています。何せ 当人は 中間選挙の演説に出かけているのですから驚きです。