2009年1月25日日曜日

矛盾ーわからない

アメリカ国民56%の支持を得たオバマ大統領は戦争を嫌い、自然を愛し、 動物愛護の超リベラルに支えられている。 独裁と非情で世界を恐れさせたキューバのカストロがいたく新大統領を気に入っているという。 多分カリスマ的な指導者が気に入られたのだろう。そのほかとしてカストロ氏は何を感じているのだろうか興味がある。
 オバマ氏自身はリンカーン大統領を崇拝しているそうだが、彼は共和党の大統領であったのが少し違う気がするのだが。

映画の街ハリウッドの有名無名の俳優群がオバマ氏を熱情的に支援しているのも私には少し解せないのだが。 彼らはリベラルであるが、極端な動物愛護、自然保護、魚介保護(鯨、 イルカの類の事であるけれど)。 中国、韓国やインド、アフリカへ出かけては薄幸な子供たちを探して養子縁組をしてアメリカに連れ帰って育てている。  また同性愛者の法的婚姻を支持している群れである。どれを取り上げても尊敬に値する行為であることには変わりはない。  

数ある有名な俳優やTVのエンタテイナー達は自分たちの私生活は同棲をつづけ、 「私たちの愛の生活には法律的な手続きを必要としないのです。 婚姻などはただの形式です。」そう答える彼らが、同性愛者の法的婚姻を却下する州へ足を延ばし、デモに加わり、 法的に認めよと叫んでいる。 何処かが不自然である。

オバマ大統領は堕胎支持者である。 
「自分の娘に間違いが起きたとき、その間違いの為に愛する娘がその後の人生を償い(Purnishi)させるつもりない。」これは選挙演説の中の一条である。
73%の黒人社会の子供は父親不在で育つ彼らにはこよなく支持を受ける言葉ではないだろうか。

クリントン大統領が認可して、ブシュ大統領でまた閉ざされたNGO (non Government organization)の堕胎支援グループが求める政府資金援助へオバマ氏はわずか就任二日目にしてその懸案を取り上げ、時間が出来たら速やかに援助を認可すると応えている。 
この支援機関は世界に幅広く育っている。この案が又認可されれば、 アメリカ国民の税金を使って、この支援団体に駆け込んだ妊婦はアメリカ、及び他の国を問わず無料で堕胎が出来るのだ。 

ここに来て私の思考能力は止まってしまう。  動物愛護で豹を殺すな、ライオンを殺すな、象を保護しろ。 日本の捕鯨船に体当たりで阻止をする団体がどうして堕胎を大統領の力で援助するオバマ氏を支えることが出来るのだろうか。 

さしずめ、ハンバーガーを齧りながら、動物愛護のデモに参加するのは可笑しいという冗談は認められなくなる。



    

1 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

オバマ大統領は堕胎主義者」、それなんです。日本の新聞にはそれについて何もコメントしていません。優生保護法がいまだにまかりとおっているからでしょうか。強姦や不倫による妊娠は辛い事です。私は四十代後半数年間、聖マザー・テレサ共労者会の・・・ホーム(実在しますので正確に書くことができません}の共労者としてヴォランティアをしました。本人の周りを説得し生まれ出る命を救うのです。活動に中にはドメスティック・ヴァイオレンスで肩を抱き合って暮らさなければならない家族への救いもありました。県や市の機関や病院へ日参し費用や秘匿所の確保などが私の受け持ちでした。人助けをした満足感?いえいえ、いまだに悲しみだけが残っています。関わりたくなかった悲劇を目の当たりに見てしまいました。
オバマさん、アメリカ大統領の言がどれほど大きく世界に波及する考えてください!