2009年1月3日土曜日

グランド ホグ (Ground hog)




話には聞いているが実際に見たのは初めての小さな動物である。  穴を掘って冬眠する動物だそうだ。
サンジェゴの海岸沿いを歩いていたら、海岸線に並行して並ぶ公園の土が掘り起こされて小さな穴ぼこだらけ。 その穴から穴へ小さな動物がかけずりまわっていた。 最初はリスかと思ったが、警戒心が強く傍によると急いで穴の中へ入ってしまう。そしてこちらが行き過ぎると穴からポット頭を出していかにも人間をやり過ごすしぐさが何とも可愛らしい。 

こちらはてっきりリスだと思ったから、 サンジェゴのリスはヒューストンのリスより器量が悪いねなんて言っていたら彼らはグランド ホグなのだそうだ。  

歩みを止めて、こちらを停止状態にしたら彼らは安心したのか、あちらの穴、こちらの穴から顔を出す。そしてお互いの穴から穴へとなんとも忙しい。 

正直なところ、穴を掘って暮らすゆえモグラなのかと思ったが、辞書を引いてみたら、土竜とは違いモルモットの一種だと書いてあった。

確か何年か前に 「グランド ホグ デイ」 という映画があった。 毎年二月の第二週目に穴からグアンドホグを引っ張りだし、自分の影を見たら再度穴に潜りその後六週間は出てこない。 すなわち冬が後六週間続くという意味なのだそうだ。  春の来るのを待ちわびる雪多い地方で実際に行われる祭りだそうだ。現在でも二月になると、 テレビやラジオのニュースで、グランド ホグが影をみました。 春は六週間後に控えていますと報道される。しかし、一年中温度の差が少なく、 少し寒い程度のサンジェゴのではクリスマスの時期でも穴に籠らず、陽の中をかけずりまわっているらしい。   

1 件のコメント:

手負い虎 さんのコメント...

明けましておめでとうございます。

可愛いですねえ。見たことも、聞いたこともない動物だけど、表情がウサギみたい。ところで、アルマジロは、うろついていませんか?あれ、地域によって少しづつ違うので、知っているのと比べてみたいのです。

この動物、どこにも流用しませんから、コピーして保存しちゃいけませんか?「革袋動物集」作っちゃおうかと・・・。