2011年6月15日水曜日

渇いています

テキサス州の今日の気温は39度。 もう数週間この気温がつづいているけど、 雨は二月以来降っていない。芝生は枯れるし、花は咲かない。 緑鮮やかに伸びているのは雑草だけ。 いったいどこからあの水分を得られるのか、こちらが教えてもらいたい。

どの家でもスプリンクラーを酷使して芝生への水撒きに余念がないけれど、 二時間や三時間の水撒きでは到底間に合う筈もなく、 建物の土台が亀裂してしまう。この地方の土はクレーと言われる粘土体質ゆえ、 水分を含んでいるけど、乾燥すると家屋と土とが離れて、家が沈み、 平らに沈んでくれればありがたいが、 レベルが平均でなくなると、土台のコンクリートが割れる。
家全体を持ち上げて平らにしてもらう工事の費用は考えたくもない。 それだけに水撒きは必死である。


我が家でも、ドライブウェーのコンクリートの亀裂がはじまり、 レンガ作りの家と土との間隔に隙間が見える。家の周りにシャワーの蛇口のように穴の開いたホースを巻き、 少量の水をジワジワと何時間も土台にしみこますなんとも原始的なことをしている。 
水道代は何時もの三倍、それでも、 最悪は工事?と考えると近所中が水道代150ドル200ドルと支払うした道はない。
芝生への水撒きの時間規制とか曜日規制が出ませんようにと胸に手を当てて願っている。
他州では川が溢れて浸水、竜巻が家屋を破壊、母親が抱いていた子供を竜巻が引きちぎっていったとか、
車の中の父と子が、屋根の上の窓を竜巻が破壊して、 父親がしっかりと足を抱えていたのに、高校生の息子を吸い上げて言った。 
もう考えられないような事件が起きている。

そして、又他所の州では山火事が始まった。どうして哀しいことばかり起きるのだろう。少しは楽しいニュースも聞きたい。 

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