2009年12月12日土曜日

寒いですネ

地球温暖化の最後の年だとかラジオで聴いたけれど、アメリカはとにかく寒い。アメリカ全土が冷蔵庫に入ってしまったようだ。 この街ヒューストンは35年前に一度雪が降っただけだったのが、 3年前から12月に一度だけ雪が降るようになった。 一昨年はクリスマスの夜(12月24日)むせ返るような暖房の教会の真夜中の生誕ミサが終わって、全員が扉の外へ一歩出たら、外は真っ白な雪。 足跡のまだついてない雪の駐車場を三々五々真っ白になった車の所へ歩くあの気持ちは、お互いにニコニコとうれしそうに、 「メリー クリスマス」と呼び合いながら「映画の中のホワイト クリスマス」を味わった気分だった。
 
昨年は12月の12日と覚えている。 それもわずかに2-3時間だけ。 ぼた雪(?)がザーっと降って終わり。 そして今年は、4日と、どんどん日が速くなっている。
朝から降った雪は午後にはみぞれとなって、我が家でもこの冬初めて暖房のスイッチを入れ、又夕方は暖炉に火をいれるほどに気温は下がっていた。もちろんその晩の我が家の食卓は鍋物でです。外がシンシンと冷え込む家の中で、温かい鍋物を食べる楽しさ。 もちろんその日は、熱燗です。 禁酒中の我が家の亭主殿の手がスーとお猪口に伸びたのは見ないことにしよう。  翌日は春先の天候となったが、それから又逆戻り。毎日が雨と寒さで少し憂鬱になってきた。 毎日15-20の花が咲いていた4本のハイビスカスの木が霜でこけて、今ではみじめな姿をさらしている。 それにならって 温暖を好む植木が皆ダメ。 これも雪による被害とか云うのだろう。可哀相な事をした。 

今年もあとわずかで過ぎて行くが、世の中のニュースの移り変わりは真に忙しい。 今週はゴルフの天才タイガー ウードの話題で持ち切りである。  年の始まりはオバマ大統領の就任で始まり、 数か月前は マイケル ジャクソンの死を悲しみ、終わりはタイガー ウードのスキャンダルで終わるようだ。 今日現在で11人の愛人が名乗りを上げているとか。 彼のゴルフのプレー中の集中力とあの生真面目な顔は印象的であったが、 なんだ、プレー中に別な事を考えていたのかとがっかりする。 現在のアメリカでは普通とされている、婚前資産契約によると、奥さんは離婚しても20ミリオンしか受け取れないことになっているそうだが。
しかし、どうやらタイガーの奥さんは結婚生活に留まると公表したそうだ。 やれやれである。

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