2009年12月24日木曜日

私のクリスマス じゅんたろうさん 投稿 

アメリカの不況、大変ですね。昔からアメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引くと云います。
東京大田区などの町工場小企業や零細企業の多いところです。いろんな部品工場が軒を連ねています。ご多分にもれず今年は数年前の60%ほどしか稼動していません。ひとつの理由は多くの器械部品は多く中国や他のアジア諸国へ流れました。価格の問題です。それにくわえてアメリカの不況の影響があります。亀井大臣はこれ等の企業の貸付を銀行に奨励しています。しかし銀行の貸しは実際に行われず、倒産が相次いでいます。
こんな世相の今年のクリスマスです。街はきらびやかなクリスマス・イルミネーションの光の洪水です。どこもかしこもサンタ、サンタです。

ロザリオの「喜びの玄義」第三玄義に「・・・、聖母の御取次ぎにより清貧の徳をこいねがわん。」とあります。子供達が幼い頃、クリスマスを楽しく祝ったものですし、40年ほど前、私の若い頃は夜11時過ぎに教会へ行きイザヤの予言の典礼に与り、静かに真夜中を待ったものでした。ミサを告げる鐘の音は街の名物でした。お堂に入りきれない人々が前庭に参集ていたものです。

しかし今年は先のロザリオの祈りの如く何もしないで静かに聖夜を迎えるつもりです。商業主義に踊らされた町々の風景を主が御覧になると如何思われるでしょう。まさかエルサレムの神殿の業者を追い出したようにはなされないでしょうが悲しまれるでしょう。

御誕生は十字架の死に繋がっているのですから。

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