2009年5月17日日曜日

じゅんたろう さんが投稿「今 話題になっていること」にコメントを書き込みました。

愉快なお話です。日本では同性愛関係の話題は何故か、殆ど取り上げません。イタリアのベルルスコーニ氏の女性問題が沸騰しています。毎日のようにTVに流れています。時を同じくして自民党の鴻池副大臣の女性問題と辞任劇を面白おかしく伝えています。彼曰く、父祖の代からのDNAだと嘯いています。上方落語に「鴻池の犬」というのがあります。米朝の持ち札でした。鴻池の犬は雄、野良犬のメスと恋愛沙汰になります。雌犬は垣根の隙間からお屋敷へ通います。すると、鴻池の別の犬が「どこの犬とも判らんのに、あまり堂々とやるなよ」といさめます
鴻池の雄犬は件の雌犬に「垣根をくぐるのに頭から入らずに後ろ向けに入っておいで、そうすると家の犬が出入りしていると、疑われないからね。」というお話です。





一滴です


出入り禁止の場所へ どこか隙間を見つけて お尻だけ中へ付き出すと 中の人が、 出口では無い箇所から外へ出ようとしていると 勘違いちがいして中へ引きずり込まれるという話と同じですね。 

同性愛の問題は日本では あまり取り上げられないのに、なぜアメリカでは こんなにも取りざたされて、 賛否両論が激しいのか。 また彼らへの憎しみも生まれるからについてですが、 これは 両国の同性愛者達の 社会への姿勢が違ではないでしょうか?

アメリカでは 同性愛者が 自己の権利を主張するからなのです。 その権利の要求が大きすぎ、あえて言えば 今までは日陰の生活とされましたが、 現在は彼らが自分たちの事を表明することが ひとつの自己主張になってきています。 日本でも カミング アウト とか云うそうですが、こちらでも Comming Out from the Closet. まさにそのとおり。 暗闇から出てくることです。  そして 彼らの主張は
一般人と同じであるから 差別、偏見への 是正
法律的に婚姻を認める。  これは、 法的に結婚すれば、 保険の扶養家族への加入、 会社員が受ける配偶者への家族手当受給、 養子縁組の権利 などなどの配偶者への利点を要求しているからです。
勿論一般の人たちと同じように 静かにお互いをいたわり合いながら生活している同性愛者はたくさんいます。  ただ 権利主張を激しくする 活動家がむしろ 彼らの足元を脅かしているのではないかと考えることもあります。 静かな水面に 石を投げ 波を立てると ボートは揺れて ひとは腹を立てるのかもしれません。 

聖書の時代から同性愛はありました。 聖書には 離縁することも、 人の物を盗むことも、悪口を云うことも また 同性愛も罪であると云っています。 
それを 盾にとって否定する人は多いですが、 しかし キリストが言葉にしたように、 「あなたがたの中で罪のないものが この者に石をなげなさい」とも おっしゃっています。 

1 件のコメント:

じゅんたろう さんのコメント...

もう十年も以前のとでしょうか、ハワイ島へ行った時同じペンションで宿泊していたドイツ系アメリカ人と親しくなりました。アリゾナの人で当時ノキアなどの製品のエージェントをしている会社の重役さんで四十代の方でした。一人で旅行を楽しんでいました。ヴェトナム戦争中グリーン・ベレーで活躍していて時々休暇で山口県の岩国へ来ていたとの事でした。日本人がとても好きで「あなた方とここで出会ったことはラッキーだ、観光は任して。」レンタ・カーを借りてくれたりヘリコプターで火山へ飛んでくれたりサブ・マリーンで海低を案内してくれたりと素晴らしい休暇でした。彼が空港で別れ際にカミング・アウトしたのです。会社でも皆が認めていて毎週木曜日か、金曜日には大勢の社員が集まりパーティを楽しんでいるそうです。彼はカトリックから同性結婚を容認するアングリカンへ改宗したとの事でした。
写真を見せてくれました、プールつきの豪邸でとても素敵な相手と一緒でした。数年後、彼は系列会社の社長(チェアー・マンだとそうですか?)とメールをよこしました。
私は違和感はありません。